不眠解消ガイド

睡眠時間

標準的な睡眠時間


 

人間にとって理想的な睡眠時間はどのくらいなのでしょう。
 
歴史上の偉人では、ナポレオンは3時間しか眠らなかったといわれていますし、アインシュタインは10時間以上も眠っていたといわれています。
これらは極端な例ですが、実際の標準的な睡眠時間はどのくらいなのでしょうか?

 

厚生労働省がまとめた「平成27年 国民健康・栄養調査結果」によると、日本の成人の一日の平均睡眠時間は、男女とも「6時間以上7時間未満」がもっとも多く全体の約35%をしめています。

睡眠時間の目安

理想の睡眠時間は

よく理想の睡眠時間は成人で8時間、子供は9時間から10時間と言われますがそれは本当でしょうか。
実はこれは余り根拠のないことであり、医学的根拠もありません。

 

人間には人それぞれ個体差差があり、睡眠時間のとり方にも個人差があります。
なので「夜10時に寝て朝6時に起きる」というような一般的な睡眠のとり方があなたに合うとは限らないのです。
 
また睡眠時間は四季を通じて一定ではなく、夏のように日の長い季節では睡眠時間は短くなり、反対に冬のように日の短い季節では長くなるといった変化を示します。

ショートスリーパー

人によっては一日の睡眠時間が短くても健康にすごせる人もいます。
6時間以下の短い睡眠時間でも健康を保っていられる人間のことを「ショートスリーパー(短眠者)」といいます。
これは忙しくて睡眠時間が取れない人を指すのではありません。あくまでも短い睡眠時間でも日中眠くならず普通に生活できる人をいいます。

ショートスリーパーの特徴は、普通の人と比べてレム睡眠が圧倒的に少ないことです。
一方ノンレム睡眠の時間は普通の人と余り変わらないため、短い時間で効率よく体を休めていることがわかります。
 
睡眠時間が少なくて済むと、「日頃忙しくて自分の時間が持てない人」や「やりたいことが沢山あって時間が足りない人」にとっては羨ましいことではないでしょうか。

ロングスリーパー

ショートスリーパーとは逆に、9時間以上の睡眠が必要な人を「ロングスリーパー(長眠者)」と呼びます。
 
ロングスリーパーの人もノンレム睡眠の時間は普通の人と余り変わりがありません。しかしショートスリーパーの人とは逆にレム睡眠の時間が長いのが特徴です。
つまり効率の悪い睡眠を取っているとも言えます。

また1日のうちの多くの時間を睡眠に費やさないと体調を保てないため、ロングスリーパーの中には、社会生活を送る上で不便さを感じている人も多いようです。
 
よく睡眠障害の一種である過眠症と間違われますが、ロングスリーパーは起床後は眠気を感じることがないので、日中に過度の眠気が生じて起きているのが困難になる過眠症とは異なります。